月に一度の、あたたかい居場所|子ども食堂で感じた「恩送り」

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はじめに|子ども食堂に興味のある方へ

こんにちは、梅子です。

数年前から、月に一度、子ども食堂に通い、お手伝いをしています。

もし
「子ども食堂ってどんなところ?」
「興味はあるけれど、どうやって関わったらいいかわからない」

そんなふうに感じている方がいたら、
この文章が少しでも参考になればうれしいです。

子ども食堂に参加するようになったきっかけ

保育園や幼稚園の先生に憧れはありましたが、
自分の体力では難しいだろうと、その道は諦めていました。

それでも、何か子どもと関わることができたら…
そんな思いを持ったまま月日が経ち、
あるときテレビで子ども食堂の特集を目にしました。

「これなら、私にもできるかもしれない」

そう思い、
「子ども食堂 場所」
と検索して調べ始めました。

毎月一度、日曜日だけ開催されている点も、自分の生活リズムに合っていて、
思い切って連絡をしたところ、受け入れていただくことになりました。

初日は、優しそうな主催者の方が出迎えてくださり、
子ども食堂で過ごす上での身だしなみや、子どもへの平等な寄り添い方など、
特別な専門知識ではなく、日常の中で大切にしたい常識的なふるまいについて、
ひとつひとつ確認をしました。

子ども食堂の一日の流れ

ここからは、当日の過ごし方を簡単にご紹介します。

お昼少し前に到着すると、入り口の外には、
食堂の名前と今日の献立が手書きされた、あたたかい看板が置かれています。
それを見るたび、今日も迎えてもらえたなと感じます。

「こんにちは〜」と扉を開けると、元気な子どもたちの声。
いいなぁ、と思いながら手を洗い、2階のリビング&ダイニングへ。

日当たりのよい、とても気持ちのいい空間です。
予約制のため、ボランティアさんも子どもたちも顔なじみになり、
毎月会えるのが楽しみになります。

お昼ごはんの準備からスタート

エプロンをつけて、お昼の準備をお手伝いします。

参加人数を確認し、お皿やカトラリーを用意。
メニューは毎回変わり、
カレー、ハンバーグ、唐揚げ、マカロニサラダなど、
子どもたちの「大好き」が並びます。

年齢は小学生から中学生くらい。
遊びたい子、盛り付けを手伝いたい子、
それぞれのペースがあります。

みんなで囲む「いただきます」

準備が整ったら、思い思いの場所に座り、
必ず全員で
「いただきます!」
と手を合わせてから食べ始めます。

ここでは、
「全員が同じ量を残さず食べる」
といった厳しい決まりはありません。

おしゃべりしながら、自由に、楽しくいただきます。

食事のあとは、自由な子どもたちの時間

食後は洗い物を手伝い、そのあとは一緒に遊びます。

大人が主導することはなく、
子どもたちが過ごしたいように過ごします。

折り紙、お絵描き、ピアノ、ボール遊び。
静かな遊びが好きな子もいれば、
にぎやかに体を動かす子も。

その日の気分で元気がない子がいても、
心配しすぎず自然に関わっていると、
少しずつ表情が和らぐこともあります。

大きい子になってくると、
言葉で悩みを話してくれることもあります。

おやつの時間と「またねー!」

おやつの時間には、
クレープやスイートポテト、白玉団子を作ることも。

またみんなで
「いただきます!」

おかわりは早い者勝ちです。

夕方になり、
忘れ物を確認しながら
「またねー!」
とお見送りします。

片付けと掃除機をかけて、ボランティアも解散です。

つながらない、という大切な選択

今は、SNSが当たり前にある時代。
「SNSでつながろう」と言われることもありますが、
それはこの場所での決まりごととして、していません。

その代わりに、
月に一度、安心してのびのび過ごせる場所があること。
いろいろな年齢の子や大人が、同じ空間にいること。

「なんかわちゃわちゃ、ご飯を食べて遊んだな」

そんな記憶が、
いつかふとしたときに、
そっと背中を押すものになったらいいなと思っています。

…とはいえ、
気づけば私も、その場の「わちゃわちゃ」に元気をもらっています。

だから来月も、たぶんまた、
ボランティアの一人として参加させてもらうのです。

今日の一曲

DREAMS COME TRUE
「愛して笑ってうれしくて涙して」
(from URAWAN 2012 Live Ver.

最後に|小さな支援のかたち

世界には、食事や教育など、日々の暮らしに支援を必要としている子どもたちがいます。

NPO法人ワールド・ビジョン・ジャパンの「チャイルド・スポンサーシップ」は、
ひとりの子どもと長期的につながり、その成長を見守る支援のかたち。

「何かしたいけれど、何から始めたらいいかわからない」
そんな方に、そっと知ってもらえたらうれしい取り組みです。


1人の子どもとつながる支援プログラム

最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

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