昨日テレビで、小学生くらいの男の子がヘアドネーションの意義に賛同し、自ら髪を長く伸ばして寄付する様子を拝見しました。まだ少年のうちから素晴らしい行動を…と、深く感銘を受けました。
ちなみに梅子は皮膚筋炎があるため、残念ながら献血のような寄付活動は受け付けていただけない可能性が高いです。せめてヘアドネーションならと思い立ち、昨年実施しました。
ヘアドネーションについて知ったこと
必要な長さ
・切った髪そのままの長さではなく 半分で折り返して ウィッグが作られる
・ショートヘアのウィッグでも最低31cm以上 必要
・一番短くしか取れない襟足から毛先まで31cm以上 必要
・31cmに達した直後にドネーションカットはできるものの、自分の残った側の髪を整えると、ショートヘア一択。ボブ以上のヘアスタイルにしたい場合は、さらに自分がなりたいヘアスタイルが取れる分まで伸ばす
長期戦〜〜
・従い、ヘアドネーションを思い立ってから、実際にカットして送付するまでには、今まで経験したことのない長さ(=時間)が必要なことが判明
例)元々ベリーロングな人は別として、ショートウィッグでも、単純計算:1ヶ月で1センチ→31cm以上なら31ヶ月以上=3年前後。ロングならさらに数年かかる計算。
白髪染めについて
・白髪染めをしている髪でもOK!
→さまざまな年代の方がウィッグを必要としているため、カラーされている髪も、また白髪の状態でも、ドネーション可能
注)ただし、原色系のヘアカラーや金髪、ブリーチ等は不可な場合も
ヘアドネーションのための髪質、メンテナンス
梅子はもともと癖っ毛で、ショートカットにすると重力が働かず、好き放題の方向に。雨の日もモヤモヤ広がってスタイリングしづらいため、まとめ髪ができるくらいには伸ばしているのが常でした。
(ちなみに、このような癖っ毛でもモヤモヤでも、ドネーションは可能とのこと)
従い、31cmプラスαのコースでじっくりと、カットのタイミングを待ちました。
長年お世話になっている美容師さんは、私の毛質をしっかり理解してくださっていて、
「今日はついに切れますかっ?」と相談するたびに、
「うーん、切れないことはないけれど、、(まとめ髪ができて扱いやすい長さまで)もう少し!」
と、はやる梅子の気持ちを受け止めつつも、時期を見極めてくださいました。
最後の半年くらいは、お風呂で髪を洗って乾かすのも一苦労…。でも、「誰かに使ってもらえるなら」と、大事に優しく洗い、乾かした後は、ヘアオイル(アルガンオイル)などでお手入れしていました。
いざ、カット!✂️
ついに、カットすることに。
・なりたいヘアスタイル分を残し、肩下あたりでヘアゴムで小分け にして縛る。
・ヘアゴムの下を一つずつカット!
カット後は、頭が驚くほど軽くなり、自分の頭ではないみたいな感覚でした。
カットした髪は、ヘアゴムごとに束ねられた状態で透明なセロファンに入れて持ち帰らせてもらいました。美容師さん、ありがとうございました!
ちなみに、梅子が伺っている美容室では、「ヘアドネーションのカットに関する料金はいただかない」とのこと。本当に感謝です。(通常と変わらないカット料金)
髪を送る手続き
美容師さんに紹介いただいた団体へ、下記をレターパックで送付しました。
- ヘアコンディションの回答シート
- カットした髪
団体はご参考までに。👇
JHD&C(Japan Hair Donation & Charity)
ヘアドネーションは偽善?
テレビで「ヘアドネーションは偽善?」という意見を見かけました。
梅子自身は、 実際にウィッグを必要としている方がいる こと、 本物の髪を使ったウィッグの方が自然な仕上がりになる ことから、
これは 献血のように自然な助け合いの一環 ではないかと感じています。
また、髪を伸ばして管理するには時間も手間もかかるので、 偽善だけでは続かない と思います。
もし、これが誰かの役に立ち、おしゃれを楽しむ一助になれば嬉しいです!
おまけ 〜 今日あなたに届けたい一曲 〜
中島みゆきさん / 「ファイト!」

読んでいただき、ありがとうございました😊