梅を楽しむお散歩に行ってきました。
桜も素晴らしいですが、梅は少し控えめで、ふんわりとした良い香りが漂います。その可憐な姿に惹かれ、私も梅が好きです。実は私の名前にも「梅」が入っているので、より親しみを感じます。
今回のお散歩では、さまざまな品種の梅を見ることができました。それぞれに名前が付けられていて、とても興味深かったので、由来や特徴を調べてみました。
代表的な梅の品種
南高梅 純白で、清楚な雰囲気、一重咲きでやや丸い花びら。和歌山県の南部高校で選抜された大粒で肉厚な梅であり、梅干しや梅酒、ジャムなどに最適な品種。その品質の高さから、日本国内だけでなく海外でも人気
白加賀(しらかが) 加賀発祥(諸説あり)南高梅と見た目は似ている淡い白色。実が大きく、梅干しや梅酒にもよく使われる。
白牡丹(しろぼたん) 花びらがふんわりと重なり、牡丹の花のように見えることからこの名がついたとか。上品な美しさが魅力的。
思いのまま 一本の木に白と紅の花が混ざって咲く、まるで絵画のような梅。気まぐれに色を変えるように見えることから、この名前になったそう。
一重茶青(ひとえちゃせい) 一重咲きの淡い緑がかった花が特徴の品種。お茶のような爽やかなグリーンが印象的でした。
梅の花言葉
一般的な梅の花言葉:「上品」「忍耐」「忠実」「高潔」
紅梅の花言葉:「あでやかさ」
白梅の花言葉:「気品」
梅の木の枝ぶりもそれぞれ個性的で、枝がしなやかに垂れ下がっているものもあれば、力強く空に向かって伸びているものもありました。
そして、やはり梅の花の香りが素晴らしい。沈丁花や金木犀ほどの香りの広がりは無いものの、鼻を近付けるとほのかに甘酸っぱい香りに、心が癒やされました。
皆さんも、もし梅を見かけたら、目で楽しみ、そしてそっと花に顔を寄せて、香りも楽しんでみてはいかがでしょうか?
読んでいただきありがとうございます。