こんにちは、梅子です。
前回の初一人旅(前編)に続いて、今回は<Episode 16>後編を綴ります。
(前回の記事はこちら)
平日は一人でロンドンの街歩き
24枚だけ撮れるインスタントカメラと、小さなガイドブックの地図を持って、街歩きをしました。
当時は、スマホどころか携帯電話もデジカメもありません。GPSもなければGoogle マップもありません。
でも、不思議と何とかなるもので、不安よりも好奇心が大きく上回り、毎日どこかへズンズンと出掛けていました。初めて味わう、なんとも言えない自由な感覚!
まずは、予習してきた地下鉄マップを見ながら、マダム・タッソーへ行ってみることに。
Golders Green駅から、Northern Lineに乗り、King’s Cross駅(当時)で乗り換えて、Circle LineでBaker Street駅へ向かいました。

ロンドンの地下鉄は、路線ごとに色分けされています。Northern Lineは黒、Circle Lineは黄色、Bakerloo Lineは茶色、といった具合です。
乗り換えの際は、駅の壁に沿って表示されている路線カラーを目印に進むと、次のホームに辿り着けます。
マダム・タッソーは、世界的に有名な蝋人形館。世界各地にもありますが、ロンドンが本家です。たくさんの観光客に埋もれそうになりながら、世界の著名人が本物そっくりの姿で並ぶ館内を楽しみました。
たまたま後ろにいた、どこかの国から来た一人旅らしき方がとても親切で、館内を回りながら、著名人と私のツーショットを何枚も撮ってくれました。
ビートルズやマイケル・ジャクソン、日本人では吉田茂、千代の富士など。
また、父の友人のおじさんが勤めていた船会社がBank駅の近くにあり、「見学に来ていいよ」と声をかけていただいたので、そちらへも行ってみました。
観光客で賑わうエリアとは少し雰囲気が異なり、Bank駅周辺は近代的なオフィス街が広がっていました。
会社ということで、まだ学生だった私には少しドキドキする訪問でした。
でも、ドラマで見るような日本の会社とはまた違い、フレンドリーなオフィスの方々に迎えていただき、おじさんの仕事の様子を垣間見ることができました。その後はランチにも連れて行っていただきました。
他にも、バッキンガム宮殿で衛兵交代の様子を見物したり、Charing Cross駅近くのナショナル・ギャラリーで絵画鑑賞をしたり。

Piccadilly LineでKnightsbridge駅へ行き、老舗デパートのハロッズを眺めては、そのお値段にびっくりしたり。
真っ赤な二階建てバス(ダブルデッカー)に乗って、賑やかな街並みを車窓から楽しんだこともありました。

街やお店の至る所に飾られている、美しいフラワーバスケットも印象的でした。

そして、おばさんがミュージカル「ミス・サイゴン」のチケットを取ってくださったことも。英語なので、ところどころしか理解できませんでしたが、その世界観を存分に堪能しました。
週末はおじさんご家族とお出かけ
週末には、おじさん家族の都合がつくときに、一緒に出掛けてくださいました。
あるときは、おばさんがフォートナム・メイソンへ連れて行ってくださり、優雅にアフタヌーンティーを楽しみました。
そうそう、おばさんは陶器に絵付けをされるのが趣味でした。帰国後には、かわいらしい花の絵をあしらったカップを送ってくださり、今も大切に使わせていただいています。

またあるときは、芝生が広がる公園(ハイド・パークだったかな?)でピクニック。遠くに見える半円形のドームステージから音楽が流れてきて、それを聴きながら過ごした時間も、写真に残っています。
そして別の日には、おじさんが1日ドライブに連れて行ってくださいました。
ストーンヘンジでは、世界的に有名なミステリースポットを見物。

バースでは、ローマ人が温泉を利用して築いたローマ浴場の跡を訪れ、歴史を感じました。
ロンドンの街歩きだけでなく、こうして郊外まで連れて行っていただけたのは、本当に貴重な経験でした。
雨が多い中のお出かけ☂️
冒頭の写真のとおり、雨が多いイギリス。でも、そのひんやりとした空気が好きでした。
カラフルなパラソルをお借りして、ステキな建物の前でおじさんに撮ってもらった一枚。
あらためて写真を見ると、足は細いのに顔はまん丸。ステロイドの影響が、こんなところにも表れていました。
何十年も前のことで、ここはどこだったっけ…
写真左上に写っている「TAL PALACE」という文字を頼りにネットで調べてみたところ、バースに連れて行っていただいたときに立ち寄った「The Crystal Palace」という老舗のパブの前でした。

Googleマップの口コミによると、改築を重ねながら歴史をつないできた建物のようで、今も健在のようです!
ちょうど30年前、私はここに立っていたんだなぁ。
そして、お店も私も、今もこうして存在している。
なんだか感慨深いものがありました。
おじさん、おばさん、息子さん、温かく受け入れ、たくさんの貴重な体験をさせてくださって、本当にありがとうございました!
おかげで今でも、ひんやりした雨の日にはロンドンを思い出しますし、イギリスは一番好きな海外の国です。
楽しかった旅を終えて、最後に喘息💦
帰国して成田空港に戻ると、そこには父と母が迎えに来てくれていました。
自営業をしていて、なかなか長期の休みを取ることが難しい父と母にとって、海外旅行は珍しいこと。
「どうだった〜?」と楽しそうに聞いてくれました。
実は、帰国してすぐ喘息になってしまい、そのまま病院に連れて行ってもらって吸入し、ようやく落ち着いたということもありました。心配かけちゃってごめんなさい💦
それでも、ロンドン滞在中は元気でいられて、本当にありがたかったです。
今日の一曲🎧
Oasis / Don’t Look Back In Anger (1996年)
当時大ヒットしたOasisの名曲。おじさんが好きで、「オアシスではなくて、オエイシスって呼ぶんだよ」なんて教えてもらいながら、車の中ではOasisがカッコよく流れていました。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
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